【かずみんぐすーん】5ヶ月中間報告

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
…なんて書くほど大した団体じゃないのです。
そもそも法人じゃないので決算報告書を作る必要もないのですが、「リアルをオープンにする」というのが最初からの取り決めですので、なんか盛り上がってるみたいですしおおっぴらに書きましょうということです。

活動実績

対象期間:2021年06月16日~11月15日

=既存コンテンツ=
・ホール型『TEN MILLION CARRIER』[参加費2,500円]
→東京7日間13公演、名古屋2日間8公演開催
・ホール型『TEN MILLION CARRIER REPEAT』[参加費2,500円]
→1日1公演開催

=新規コンテンツ=
・Web型『marionette』 [参加費カンパ制] (07月03日~)
→10チーム開催
・持ち帰り謎『封筒松原』 [500円/700円] (07月16日~)
→直販数55部、委託販売数180部。計235部
・周遊型『TOEI SUBWAY QUEST』 [3,000円/3,500円] (10月16日~)
→直販数39部、委託販売数30部。計69部

収支報告(在庫棚卸は現状除く)

【収入】
売上:333,497円
BOOTH11月入金見込:79,896円

収入計:413,393円

【支出】
原価:654,536円
経費:295,537円

支出計:950,073円

=差引損益(利益)=
▲536,680円

原価の原因

『TOEI SUBWAY QUEST』のサコッシュが360,406円と55%。
というか、『TOEI SUBWAY QUEST』の全制作費が472,780円(72%)。
(→一方、回収が153,666円しかできていないので完全なる失敗作である。)

『封筒松原』も印刷費が61,160円。
(→こちらは回収が88,702円。正直広告費扱い。)

経費の原因

各地の営業活動交通費とトランシーバー。以上。

来年どうするよ

とりあえず1月から新作公演やるけども、正直『都営』の赤字を回収するためには2,500円キープは無理ですね。来週末のTMC名古屋も現状の利益は7,510円なので。
どこまで上げる必要があるかは今後検討します。

約束したTMC大阪延期公演までは突き進みます。
でもその後の動き、「4月以降も継続するか」については未定にさせてください。
継続することで生きていけなくなる可能性が多々あります。
再び全ての活動をやめれば、出費が飲食費だけになるのでなんとか生きられます。
その選択を、大阪までにします。しばしお待ち下さい。

2021年11月15日
【かずみんぐすーん】代表 大地和美

『フォトリド vol.5』振り返り

大変にスタッフの方々含め皆さんお疲れさまでした。
2021/11/14【Team眼鏡と大熊と狐】の動きです。

これでフォト947点(1500点満点)が獲得できました。
では、事前準備からルート選択を振り返ってまいります。
以降は「実際ルートよりも高得点が取れるか」「フォト以外は無視する」の観点で記載してまいります。

事前準備/作戦会議

エリア内の全交通機関の位置と時刻表を調べ、冊子として持ち歩くことにしました。
内容はこちら

作戦としては「分速5点という効率計算」がありました。
例えば行くのに4分追加でかかるが15点しか獲れないなら捨てるみたいな感じですね。
([12]が飛んでるのはそういうことです)

スタート地点について

最初は『四ツ木案』と『鐘ヶ淵案』がありました。
が、鐘ヶ淵は北千住にも南千住にもアクセスがいいんですね。
ということは、「行って出る」をしやすいということになります。
一方、四ツ木は交通手段が葛飾警察署から綾瀬行きのバスしかありません。
つまり、「来た道を戻る」になる可能性が高くあります。
これより、アクセス難で高得点の期待もできる『四ツ木案』が採用されました。

さて、道中に『五反野説』、感想戦で『綾瀬説』も浮上しました。
(スタート以降の検討ですのでポイントが分かっている状態とします。)
『五反野説』を検証してまいります。
五反野から[60][21][90]と確保すると千住車庫前バス停から南に向かっていくことになります。これ、結構トラップでして、次の停留所は千住四丁目となり、[33][34]を通り越してしまうんですね。ということで次に取るのは[17][16][15]となっていきます。「アクセスのいい場所は低得点」と考えると、初手北千住行きは得策と思えません。

続いて『綾瀬説』です。
[85]がおいしいですね。ここで我々のルートに立ち返ってみます。
我々のルートでは[95]の到着は13:30過ぎ。ここまでに[19][40][20][39][31]と149pts獲得しています。
綾瀬スタートで13:30過ぎに149pts以上を獲得して[95]に到着できるならばそちらが正解だったとなります。
で、検討しますと149pts獲得後に綾瀬駅発13:15のバスで[95]最寄りの堀切二丁目バス停に行かなければならないとなります。
つまり[85][50]とあと1ヶ所を15分以内に回る必要があるということです。無理です。

よって「四ツ木」をスタート地にするのは間違いではありませんでした。

[100]のその後

[28]獲得後に[100]を獲得し、堀切橋まで戻るという選択をしました。
ここで[23]に向かっていったらどうなっていたでしょうか。
[23][26]と獲得し堀切六丁目から綾瀬駅へバスという選択になっていたと思われます。その後[85][25][24]を獲得して[75][80]のある南千住へ一気に電車移動と考えられます。
綾瀬ルートですと獲得点数は183pts、実際ルートは159ptsです。
我々が[100]を獲得したのが14:00頃。
実際ルートで[75][80]も獲得して南千住駅に到着したのは15:03。おそらく綾瀬ルートを選択した場合、ものすごく頑張って堀切六丁目発14:26→綾瀬駅着14:35。そこから3ヶ所獲って南千住駅に15:03には到着できませんし、まだ[75][80]も獲れていません。

よってこの「[100]を獲って引き返す」という選択は大正解でした。

鐘紡でのバス5分遅延

[37]を獲得した時刻が14:32頃。
鐘紡発鐘ヶ淵方面のバスが14:35にあることを確認していたので、そのバスで[38]のある墨田二丁目へ行く決断をします。
しかし、このバスが5分遅延し、14:40発になりました。
この5分は痛手だったのでしょうか。

実際ルートを確認しますと、この後[75][80]を獲得して15:02に南千住四丁目バス停で交差点待ちをしている南千住駅東口行きのバスに遭遇します。
このバスの乗車時間は1分程度、徒歩移動しますと5分程度かかる距離です。
つまり、鐘紡発のバスの遅延分を南千住のバスで巻いたことになります。
よって、南千住駅到着時刻に大きな差はなかったと思われるとともに、結果的に南千住での徒歩距離を減らすことになっていました。

勝負の北千住

南千住から千住大橋に行き、五反野方面へ行くルートを検討しましたが、このルートは2つ検討されていました。
「バスで千住車庫前に行くバスルート」「千住大橋→京成関屋→牛田→五反野の電車ルート」の2つです。
千住大橋駅近くの[14]に到着した時間は15:20頃。
一時は千住大橋から千住車庫前に直行するバスの時間が無いため「電車ルート」を選択し、千住大橋駅に向かい始めました。このルートでは五反野駅に15:42に到着します。[60][90]はギリギリ獲れたでしょう。

しかし、直後「[32]を獲得して北千住から五反野を目指すルート」が浮上します。
北千住発15:38です。十分に間に合ったと思います。上記と同じ時刻ですので[60][90]獲って終わりです。

しかしさらに検討が続きました。そこで出たのが「北千住駅に直行して千住車庫に行くルート」です。
北千住駅15:31発がギリギリ間に合います。千住車庫前には15:40に到着します。千住車庫前は[90]の最寄りですので、五反野駅から歩く時間がなくなります。
さらに気づきます。その次のバス停である千住二丁目が[16]のポイントであると。
千住二丁目発は15:32。さらに歩く距離も短く済みます。
こうして千住二丁目で[16]を獲得、千住車庫前から[90]を獲得し、徒歩で[60]を獲得した上、さらに[21]を獲得する時間が生まれました。

さて[14]から[32]を獲得しに行った場合は[32]以降の合計が132pts。
一方実際ルートでは137pts獲得できています。
これは北千住直行に切り替えかつ千住二丁目に気づき間に合ったファインプレーです。

総合して

スタート地点から最終地点まで致命的な無駄はなかったように思えます。
むしろ、最善手を常に打ち続けられていたと言えるかもしれません。
この判断が連続してできるチーム、とても恐ろしいです。