2021年09月12日(日)まで東京都・京都府・大阪府等に対して緊急事態宣言が発出されており、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない状況にあります。
そんな中、2021年08月25日(水)に対策本部が開かれ、愛知県等にも緊急事態宣言の発出が決定される方針との報道がございました。
また、ほぼ同規模のルーム型やホール型公演と周遊型公演を複数行う、愛知県一宮市で2021年09月19日(日)に開催予定でした『いちのみやナゾトキホリデイ』も「緊急事態宣言の発出された際には延期」「各団体の所在地に緊急事態宣言が発出されている場合はその団体の公演を見合わせ」と発表しており、ますます東京から都県境を超えての開催がしにくくなっております。
これまでの想定では「愛知県には緊急事態宣言が発出されていないので、まず名古屋公演を開催、その一連の流れとして京都・大阪公演も開催強行」としていたのですが、愛知県の追加によってその手段も取りにくくなりました。
そして、このような状況で現状の予定通り2021年09月12日(日)で緊急事態宣言が解除されるとは到底思えず、2021年09月30日(木)までの延長を想定した判断が必要であると考えました。
以上より、【かずみんぐすーん】として、09月開催予定の『TEN MILLION CARRIER』東京・名古屋・京都・大阪公演については参加予定者の方々や会場運営の方々のスケジュール調整があるため、早期の判断が必要と感じ、各地域ごとに対応を決定いたしましたのでご報告・ご連絡いたします。
前提条件
参加費は現地払い制ですので中止・キャンセル時の払い戻し等は発生いたしません。また、中止公演に関しましては数日後予約情報の削除を行います。延期日程での優先予約制度はございませんので、今後の情報にご注意ください。
延期前公演に参加予定だった方には2日間の優先予約期間を設けます。延期日程が決まり、告知を行いましたら専用予約ページをDMもしくはメールにてお送りしますので、そちらからお申し込みください。[2021/08/26変更]
そして、開催公演につきましては「コロナ感染の不安によるキャンセル」や「空き枠のある公演への日時変更」に関しましても元々キャンセル料を頂いておりませんので、【かずみんぐすーん(@kazmingsoon)】もしくは【大地和美(@ooti_kazumi)】へご連絡いたたければ対応をいたします。
東京公演(09月04,05日)
状況によらず予定通り開催いたします。
団体所在地内での開催であり、会場面積に対する収容率は20%以下ですので、緊急事態宣言下でのイベント開催基準をクリアしております。
感染症対策をしっかり行っての開催となりますので、参加者の方々におかれましても対策を実施していただき、体調不良の際には速やかにキャンセル連絡をお願いいたします。
名古屋公演(09月19,20日)
名古屋公演は緊急事態宣言の延長が想定されるため延期いたします。
延期後の日程については緊急事態宣言の期間・感染者数・ワクチン接種率の推移等を参考に《なぞねこ様》と再度調整し、2021年度内の土日2日間の開催を検討してまいります。
(今回の件で学びました。愛知県に祝日はない。)
大阪公演(09月25,26日)
順番が前後しますが、大阪公演も緊急事態宣言の延長が想定されるため延期いたします。
延期後の日程については【かずみんぐすーん】単体で2022年03月以降の早期に最低でも土日2日間の開催を検討してまいります。
(要は《浪速区民センター》の空き状況的に2022年03月以降しか無理なので、会場を取れた日程でやるということです。)
京都公演(09月23日)
京都公演は中止いたします。
当初の京都公演の設定意図は「大阪公演開催中の他団体スタッフが参加できない問題を解決するため」でしたので、今回の大阪公演の延期により必要性が消失したため中止となります。
京都公演に参加を予定されていた方々には申し訳ございませんが、延期した大阪公演への参加をご検討いただければと思います。
(ちなみに、今回の京都1日だけ開催→翌日大阪設営だと物品運搬がレンタカー使用になるから24名完売でも赤字ということに数日前に気づきました。)
本来であれば「名古屋公演は名古屋周辺の方をスタッフに」「大阪公演は大阪周辺の方をスタッフに」として全体の移動距離・交通費負担を少なくすべきなのですが、【かずみんぐすーん】は「当該公演未参加者にスタッフはお願いしない(その方の参加する機会を奪うことになるため)」という方針で活動しておりますので、最低でも大地和美を除いて名古屋・京都・大阪でのべ4名の東京圏からの移動が発生いたします。
「その程度の人数ならいいじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、直近でもSCRAP(08月19日/福岡)、NAZO×NAZO劇団(08月19日/東京)と連続してスタッフに陽性者が出ていることもあり、対策は万全と言っても多少のリスクは伴います。
新規感染者数が4000人以上で推移し続け、大々的に報道されている東京都からの移動ですから、参加者はリスクは理解はしているとはいえ公演中・公演後も不安は残るかと思います。
でしたら、3~4週間前という早いうちに延期・中止を決定し、参加者のワクチンの2回接種が終了して多少の重症化リスクを抑えた上で11月以降の開催とした方が安心できるのではと思いました。
非常に難しく苦しい選択でした。
この記事も最初は全公演開催で書き始めました。その後、「京都のみ中止」→「京都と08月29日時点で参加者0名の公演回の新規受付中止」と絞りながらたどり着いた結論が「名古屋・大阪延期、京都中止」です。
どうかご理解ください。
「このコロナ感染が急拡大している09月にやらなきゃいけない公演なのか?」と聞かれますと答えはNOです。公演内容的にはいつでもできます。09月にこだわる理由はありません。ですから延期・中止という選択は簡単にできます。
でも「大阪を延期して単体開催になったときに参加者は集まっていただけるか?」を考えるとこちらもNOだと思います。そもそも存在を知られていないので、告知が届かないんですもの。そのアプローチのためには延期はしたくありませんでした。
じゃあどうしようか。
延期して、延期している間に新作制作・開催して、さらに東京で名を揚げればいいじゃないか。
そう考えられるようになりました。
「延期してもそれまでに死んでる可能性あるもんなぁ」
数日前に検討した時の、一番ひどい時のログです。
今年上半期は3回ほど自殺未遂をしましたが、今は前が見れています。
ログを現実にしないために、そして笑顔で名古屋・大阪・その周辺の方々にお会いできるように、1日1日を必死に生きて行きます。今後ともよろしくお願いいたします。
2021年08月24日
【かずみんぐすーん】 大地和美
Twitter:@ooti_kazumi @kazmingsoon
mail:soon[at]kazumin-mgn.com